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ビールのルーツを訪ねて
ビールのルーツを訪ねて  
竹寿司ベルギーに出店
 10万ドルで作った最初の店「48丁目竹寿司」が100万ドルで売れたわけですから実に有り難いことです。すぐ近くに移転して「ヴァンダービルト竹寿司」を作ってもまだお釣りがきて、「ワシントン竹寿司」まで開くことができました。今度の新しい店は広さも200坪という大型店となり、それにウイスキーだろうが日本酒だろうが気兼ねなく出せるようになって、連日満員、大分儲かりました。それで1984年にはカナダに「トロント竹寿司」、翌年には大西洋を渡ってブリュッセルに「ベルギー竹寿司」をオープンするようになった次第です。こちらにも苦労話は沢山あるのですが、それは別の機会にゆずって今回は「ビール」についてのお話です。

地ビールの宝庫に 魅了されて
 ビクトル・ユーゴーによって「世界で最も美しい広場」と讃えられたブリュッセルのグラン・プラスは、中世の面影を色濃く宿すギルドハウスに四方を囲まれた石畳の広場です。
 この一角にはかってのビール醸造組合の家があり、現在はビール博物館になっています。見学後にビールも飲めるようになっているんですが、もちろんここで造られたものではなく、他から運ばれてきたものです。ところが、ここからさほど遠からぬ所に「グーズ博物館」というのがあってそこでは、今でも昔ながらの製法で、それも培養酵母ではなく自然酵母を使っているというのです。
 ビールと言えばヨーロッパではすぐにドイツの名があがりますが、ここベルギーも一人当たりの消費量は世界の五指に入り、種類で450、ラベルの数なら700はあろうかというビール王国なのです。三年も寝かせたグーズ、修道院で造られるトラピスト、大麦ではなく小麦が主原料の白ビール、サクランボが入っているので赤い色をしているクリーク、最近では桃ビールやバナナビールまであるのですから、種類が多いのも当然です。
 ビールを造るのに免許が要らないといいますから驚きます。それで国内に120もの醸造所があるわけです。もっともレストランで酒を売るにはライセンスが必要です。しかし、アメリカとは違って簡単にくれます。政府としてみればライセンス料が入ってくるわけですから、「どうぞどこでも売ってください」というわけです。

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