時代や文化とリンクしたお酒に関する旬の情報サイト
酒文化研究所ホームページ
会社概要酒文化の会メールマガジンContact UsTOP
イベント情報酒と文化コラム酒文研おすすめのお店酒文化論稿集酒飲みのミカタ特ダネ
海外の酒めぐり日本各地の酒文化見学できる工場・ミュージアム酒のデータボックスアジア酒街道を行くリンク集

 <<酒めぐりTOPへ

過去記事一覧

焼酎を訪ねて
  九州山間地を行く


居酒屋にススメ

粕取焼酎を現代に生かす

北海道の大地で育った酒

美ら島酒紀行 メーカー編

美ら島酒紀行 飲食店編

観光資源としての
  酒文化 下


観光資源としての
  酒文化 上


南国土佐に「酒の国あり」

大信州(長野)
  「長野の酒」からはずれを
  なくす


初孫(山形)
  機械と手作りを
  融合させた新工場


阿蘇の名水生まれの酒

若鶴(富山)
  濃醇な無濾過生原酒で
  おいしさを追求


奥越前(福井)
  名水と酒米の里の酒


自分のワインを造りたい
  −各地で生まれる
  ドメーヌ型ワイナリー


美の川(新潟)
  新潟酒の個性派


山田錦のテロワール1

山田錦のテロワール2

機山ワイン(山梨)
  風土を生かした
  ワイン造りへの挑戦
日本と海外の酒めぐり
南国土佐ほろ酔い紀行
観光資源としての酒文化 下
農作業体験を充実するとこうなる
TaKaRaお米とお酒の学校

 清酒メーカーが米作りから酒づくりまで体験させる企画は少なくありません。多くは田植え、稲刈り、酒づくり体験を柱とし、年に 三回の体験イベントを開催します。
 宝酒造の企画が、一般的な酒づくり体験と一線を画すのは、対象を小学生以上の子供とその家族としていること、NPO法人「森の 学校(子供達に自然のなかで遊ぶことを教えている)」の協力を得ていることです。その結果、「家族」「教育」「環境」という大きな テーマがクローズアップされています。
 この企画は年四回の体験会があります。四月に田植え編、六月に草取り編、八月に収穫編、一〇月に恵み編ですが、恵み編では実際 の酒づくりには係わりません。収穫した米で宝酒造が日本酒を造り、子供達が手作りしたラベルを貼って参加者に届けます。
 六月におこなわれた草取り編を覗いてみました。田植えや稲刈りと違って、草取りは地味なテーマです。どれだけの人が集まるのだ ろうか、どんなメニューを用意しているのだろうかと、不安と期待が入り混じっての参加でしたが、まったくの杞憂でした。
 好天に恵まれた土曜日、千葉県印旛郡の田んぼには、東京近郊から大勢の親子が集まっていました。開会式では、参加者から募集し たこの会のシンボルキャラクターの名前が発表され、名付け親には豪華賞品がプレゼント。
 開始直後からたいへんな盛り上がりです。参加者は三つのグループに分かれ、ローテションを組んで三つのメニューを体験してい きます。ひとつは案山子つくり、もうひとつは「森の学校」のスタッフが指導する自然観察、そして田の草取りです。大人だけでやれ ば単なる作業になってしまうメニューも、たくさんの親子でやると大いに盛り上がります。案山子は家族ごとに個性が溢れ、「きっと案 山子の優秀賞に賞品が出るぞ」なんて声が飛び交います。子供達は田んぼに入れば草取りよりも泥遊びです。おたまじゃくしが獲れた とか、ザリガニがいたとか大騒ぎ。
 埼玉から参加したご家族は、「申し込んではみたものの、最初はおもしろいのかしらと半信半疑でした。でも、一回目の田植えをや ってみたらとても楽しくて、子供達も『次も来たい』って。最後にお酒がいただけるのも楽しみです」と元気一杯です。
 この企画の運営は宝酒造の社員がボランティアでサポートしています。事務局は「この企画だけはボランティアを募るのに苦労しま せんでした。社員が一番楽しんでいるかもしれません」との見解です。
http://www.takarashuzo.co.jp/

<<前頁へ      次頁へ>>