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オシャレなジャパニーズ・キュイジーヌ    
蛍七人間の入口。数字が書かれた穴に手を入れて入店番号を入力
「中国語ができないと店に入れないけど、おもしろいよ」と、海外旅行好きな酒屋の若旦那に勧められたのがこの店。入口で予約番号を入力しないとドアが開かないそうで、中国語がわからないと予約番号をゲットできないというわけだ。
 行けば何とかなるに違いないのだけれど、万全を期してガイドの陳さんに予約してもらう。陽の落ちた住宅街は静かで、見過ごしてしまいそうな入り口を見つけて階段を上がると、ドア脇の壁にボコボコ穴が開いていた。「これが暗証番号の入力装置か」と合点し、予約番号の穴に順に手を入れていくとドアがスルスルっと開いた。
  この日は、外国人客と中国人客が半々で、席は8割がた埋まっていた。平日の午後7時過ぎだから、結構な繁盛ぶりだ。ビールは円錐型のオシャレなグラスで提供され、一杯40元(約650円)と安くはない。ワインが充実していて、大半のテーブルがボトルでとっている(安いもので400元:約6500円)。そして中国伝統の黄酒(紹興酒などの醸造酒)はほとんどメニューに見当たらない。
 日本酒が見当たらなかったので尋ねると「ある」との答え。とんでもないものが出てくるのではないかとちょっと不安だったが、氷を盛った水鉢にガラス製の徳利とぐい飲みをセットされてきてホッとする。銘柄は白鶴で酒の状態も上々。
 料理はジャパニーズ・キュジーヌと謳っているだけあって日本人に馴染みやすい。和洋ならぬ和中折衷のあっさりした中華という感じで、インゲンのごま和え、蒸した鶏肉ロールなどを堪能。
 食後にはバーコーナーへ。上海のオシャレなレストランにはバーコーナーを併設するのがブームのようで、翌日訪ねた?江南にもあった。いやブームというよりも欧米のスタイルをそのまま取り入れたのかもしれない。
 バーには、20席はあろうかという立派なカウンターがあって、「コーナー」というよりも本格バーだった。壁にはシーバスリーガル、ジョニーウォーカー黒ラベル、ヘネシー、カミュ、グレンフィディックなどメジャーなスコッチウイスキーやコニャックがずらりと並ぶ。そのなかに「サントリー山崎」があったのには、ちょっとびっくり。日本のモルトウイスキーの評価は海外で急上昇しているのだが、上海で山崎が普通に並んでいるとまでは思っていなかった。近い将来、世界中のバーに日本のウイスキーが並ぶことを期待したくなる光景だった。

(文・写真 酒文化研究所 山田聡昭)

円錐型のビールグラス。清潔でグラスもよく冷えていた
バーコーナーに日本のウイスキーを発見