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上海ハイボール万博B トルコ編  
表から店の厨房が見えるようになっている
 上海屈指の歓楽街「衡山路」にあるトルコ料理の店アナドールを訪ねた。スタッフの一人が、ハイボール万博企画では、ぜひトルコ料理に行きたいと言ったからだ。彼によるとトルコ料理は中華、フレンチと並ぶ世界3大料理のひとつだそう。だが、イマイチ馴染みがない。どんな料理なのかイメージができない。
「シシケバブとかドネルケバブって知りません? あれ、みんなトルコ料理ですよ」
「ドネルケバブ?」
「鉄柱を大きな肉塊を突き刺して、グルグル廻してローストしたやつですよ。肉をナイフで削ぎ落として、ちりとりみたいなので受けて、パンに挟んで売っているのを見たことありませんか? 最近は日本でも時々見かけますよ」
 というやり取りがあって、「よくわからないから行ってみようか」ということになったのであった。
買い物の帰りにちょっと寄ったという雰囲気の中国人の客 店内を見渡すと中東系という感じのお客が半分、残りは欧米系と中国系(東アジア系)のお客が半々。レストランというより食堂という感じの大衆店だが、店内はきれいで店員の感じもいい。 とりあえず食べ物はシシケバブのセット、サラダ、ピザ、スープをオーダー。
  続けてメニューにハイボールにしておいしそうな酒を探す。やっぱりトルコの酒と言えばラク、これで行くのが王道だろうと思い、ラクのストレートとソーダをとる。ラクはアニスが入った無色透明な蒸溜酒で、水を加えると白濁する。薬草を思わせる独特の強い香りがあるので、苦手な人も多い。
ラクにソーダを加えるとサッと白濁する 出てきたラクをソーダで割ってみると、予想したとおり一瞬でカルピスのように白濁した。やっぱりトルキッシュハイボールはこれだなあと悦に入る。甘い口当たりの後、胃薬のシロップのような香りが口、鼻、喉に広がる。ソーダで割ってあるからずいぶんマイルドになっているのだけれど、ガイドの陳さんは一口含んだとたんに「私、要りません」とダメだし。
 料理は思ったよりも一皿のボリュームがあった。羊肉にトルキッシュハイボールがよく合う。そしてなんと言ってもサラダがおいしかった。中国では意識して注文しないと生野菜をほとんど口にしない。フレッシュなトマトをこんなにおいしいと感じたのは久しぶりだった。
スパイシーなシシケバブセット

(文・写真 酒文化研究所 山田聡昭)