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中国でアジアのワインが飲まれる日(香港編)  
英国調のバーカウンターを囲む欧米のビジネスマンたち香港島のコンビニエンスストア。わずか10坪の店なのにこれだけのワインの品揃え 大規模なワインの展示商談会「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・香港」。昨年秋に行われたこの催しには、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、南アフリカなど、世界のワインの大生産国がこぞって出展し、ワイン消費の伸びが著しい中国マーケットを狙い熱心にピーアールした。中国のワイン消費量はすでに世界トップ10に入り、香港では成人ひとり当たりの消費量も日本を上回る。現在の伸びが続けば、近い将来アメリカを抜いて確実にトップになる。
 こんな中国市場に期待するのはワイン大国ばかりではない。タイやインドの本格ワイナリーも進出を狙い、中国北西部の辺境地域は国内、そして海外の市場への参入を狙う。その拠点になるのが、ここ香港である。
インドから出展していたワイナリーは5〜6社。タイからは1社が出展
PAWNのカンパリソーダは超濃厚。ソーダを気持ち加えただけのようだった 期待が過剰なほどに高まった中国のワイン熱を肌で感じてみようと訪ねたのがPAWN。香港島の繁華街にあるこの店のあるビルは、もとは質屋ばかりが入居する古風なビルだったとか。大かりな改装を経て、おしゃれでカジュアルなワイン・パブに生まれ変わった。大通りに面したバルコニーから、夜景を眺めながらワインを楽しめる。
 店は落ち着いた雰囲気。テーブル席がゆったりと配置され、ソファーになっている席もある。遅い時間だったせいか、食事を終えてゆっくりワインバーで談笑という雰囲気だ。欧米系の客が多いと思いきや、7割は中国・アジア系の顔立ちだ。大きなふくらみのワイングラスで赤ワインを楽しんでいる中国人を見ながら、中国市場の好みがワインそのものを変えて行くようになるかもしれないなどと想像する。それは10年先でないだろうが、30年先にはわからない。アメリカがワイン市場をリードするようになるとは30年前には誰も思わなかったのだから。
シックなワイン・パブPAWN。適度に聞こえる街の喧騒が心地いい
中国辺境では酒産業での成功を狙う企業がたくさん。写真はクコだけのワイン。写真9は牛乳でつくったというビール

(文・写真 酒文化研究所 山田聡昭)